小さいことにくよくよするな | あなたの酸素ボンベになりたい

小さいことにくよくよするな

っていう本があるみたいだけれども、あれは役に立つのでしょうか?なんて直截なタイトル。





私は小さいことでくよくよする人間です。


前の日記で「プラス思考」と書いたけど、ああいうのに関してはポジティブなんです。卒論とか、何かの結果とか評価とか誰かに何かを言われたとか。


しょっちゅうくよくよしてます。あんなこと言わなきゃよかったー、とか、こういうことを言いたかったんだけど、誤解されてるだろうなーとか、あれは自分の善意でやってたつもりだったけど、実は偽善だったのではないか、とか、なんという思慮を欠いた行動だったんだろう、とか。ここに書くのも恥ずかしいほどくだらないことだったりします。



これが非常に面倒くさい。


今だってくよくよしてます。私だけじゃなく、誰だってそういうことはあると思うけど。


くよくよしすぎて「くよくよ」っていう言葉が奇妙に聞こえてきます。


で、どうしようもなくくよくよMAXになった時にすること。


これは高校生の頃からそうなんだけど、その解決方法は驚くほど視覚的です。






まっしろなシーツを思い浮かべて、その中にくよくよの種たちをつつんで、「ぎゅっ」とやって「ぽん」と放り投げる。











私は1年くらい前、中華料理屋でバイトしていたのだけど、お客さんが食事したあとの白いテーブルクロスを一回ごとに取り替えるわけですよ。


大人数の宴会ともなると、(大の大人が)ぽろぽろたべこぼしたり、クロスの上をゴミだらけにしたりします。チャーハンの粒とか、紹興酒に入れる干し梅の種とか、酢豚のたれとか、杏仁豆腐のぐちゃってしたやつとか、タバコの包み紙とか。ま、それはいいんですけどね。


私たちアルバイトは、宴会が終わるたびにそのクロスをその小さなゴミごとくるくるとつつんで「ぽん」っと投げます。


私はその作業をとても愛していたんですが、バイトをはじめて半年経って、何百回かくらいそれをした頃に、それが何度も頭の中で繰り返してきたことと同じであることに気づき、その偶然に小さく喜んでいました。





そうやって、クロスをひいておくと結構ラクだったりします。

ごしごし拭いたりしなくていいし、いちいちゴミをひろったりしなくてすみます。


本当はごしごし拭いたり、いっこずつひろったりするべきなのかもしれないけど、そんなことしてたら次のお客さんを迎えることすらできないのです。




私みたいに小さなことにくよくよする人は、その原因を生み出しそうな事柄に対して消極的になりがちです。


「でもまぁ、そのテーブルクロスごと「ぽん」ってやっちゃえばいっか。」


と思えると状況はまたがらっと変わってきます。








まぁ、読み返してみるとびっくるするぐらいどうでもいい話。ネクラちゃんなんです、あたし。


白い布を丸めて「ぽん」っと投げたところで、そろそろやるべき事にとりかかります。