むくみすっきりカモシカ足シート | あなたの酸素ボンベになりたい

むくみすっきりカモシカ足シート

GOOD LUCK☆とか言いつつ、もう一回だけ更新してみます。


「もう、わたし、何を信じればいいのかわかんない。」

と私の友人がチワワのような目をしてつぶやいていました。

彼女をそこまで落胆させている理由は、まったく関係ない私が聞いても「そりゃ、そうだわな。」と言って絶句してしまうようなことです。




「何を信じればいいんだろう」




ほとんどの人が、口に出したことはなくても心の中で叫んだことはあるだろうこのセリフ。


わかる、すごくよくわかる。


誰だって何かを「信じる」ことなしには生きていけません。

それは、自分以外の誰かであったり、自分の能力であったり、国であったり、会社であったりします。


では、「信じることができるもの」は果たしてむこうからやってきて、「ほら、信じて」と言ってやってきて、無条件にごくりと飲み込める種類のものでしょうか。


・・・違いますね。


「信じる」という行為は決して受身ではありません。


私たちは自分の「信じたいもの」を自ら選び取って信じているのです。

だって、この世に絶対などと言い切れるモノはないんだから。そんなの誰だってわかっているはずです。


憧れのマイホームを買えば、幸せになれると信じて、がんばってがんばって働いて家を買う。

心の奥底ではそんなもので幸せになれるなんて思ってもいないのに夢に向かって働く。


一生懸命勉強して、いい学校に入れば幸せになれる。周りの人間を見ていればそうではないことは明らかであるにも関わらず、信じてがんばる。


YOUみたいになれるはずがないのに、YOUの髪型をまねしてみる。


何度男に浮気されようと、「違う、この人は違うの」と信じる。


たぶんわたしたちは、「信じたいものを無理やり信じる」ということでしか、上昇することはできないし、息をすることすらもできないのです。

だって、この空気の中にアレが入っているかもしれないんでしょ。




だから、「信じる」という行為には責任が伴います。

「信じてたのに・・・ウソツキ!!!」と人を責めてばっかりいるのは、ただのバカ女です。


でも逆に、自分がかくかくしかじかのデータをもとに「自分で」選択して、「自分で」信頼したのだから、「まぁしょうがないか」と自分を慰めることもできるはずです。

そしてその人自身を許すこともできるはずです。


だから、何かを信じるというのはバカなことでもなんでもなく、すごいことだと私は思います。

ほんとは違うんだろーなーと思いつつ信じることができるのは能力と呼べるシロモノです。


「一日10分聞くだけでみるみる英語が上達するCD」でも、小泉首相でも、あなたの隣にいる知らない女物の香水がぷんぷんする彼氏でも、どんなに胡散臭くたって、信じたいなら、信じればいい。というかそれしかない。

見えてしまうものを見ないようにする能力はこういうときに役立つのです。


裏切られた時のリスクなんてたかが知れています。

「あたし、バカだったなぁ、アハハ」で済ませてしまいましょう。



だってもしかしたら、そのウソや裏切りや失敗の中に、砂金のようにほんの少しでも、ほんとにほんと、が存在するかもしれないじゃないか。

それに、何かを信じている間は確実に自分は成長しているのだから。



だから私は今日も「むくみすっきりカモシカ足シート」を貼って眠ります。




もちろんこれは自分への戒めでもあります。


おやしゅみ。